蓄電池が世に出てきた理由
2024.12.23
こんにちは。
グッドハート株式会社の前田です。
クリスマス・お正月が近くなってきましたね。
しかしインフルエンザや風邪が大変流行しているようですのでくれぐれも流行に乗ってしまわないように気を付けて過ごしましょう
さて今回は、まず「何故蓄電池が世に出てきたのか」という根本についてお話をしていきたいと思います。
まず蓄電池は、エネルギーを一時的に保存し、必要なときに利用できるようにするために作られました。
具体的に理由を説明していきます。
1,エネルギーの効率的な利用
発電所や再生可能エネルギー(太陽光や風力発電など)で発生した電力は、即座に使用されない場合、無駄になります。
蓄電池はこのエネルギーを保存することで、後で必要に応じて利用できるようにします。
これにより、エネルギー資源の無駄遣いを防ぐことができます。
2,再生可能エネルギーの普及促進
太陽光や風力発電は天候や時間帯による影響を受けやすい「不安定なエネルギー源」です。
蓄電池は、晴天時や風が強いときに余った電力を蓄え、夜間や無風のときに使用することで、再生可能エネルギーの安定的な利用を可能にします。
3,停電時のバックアップ電源
災害や停電が発生した際にも電力を確保するため、蓄電池は重要です。
家庭や病院、重要な施設では、停電に備えてエネルギーを蓄え、必要な機器や設備を稼働させることができます。
4,エネルギーコストの削減
電気料金は時間帯によって異なることがあります(ピークタイム料金等)。
蓄電池を使用すれば、電力が安い時間帯に充電し、高い時間帯に利用することでコストを抑えることができます。
5,電力供給の安定化
電力網において、需要と供給のバランスが崩れると停電などの問題が発生します。
蓄電池を利用すれば、電力需要が急増した場合にエネルギーを供給し、電力供給の安定性を保つことができます。
〈まとめ〉
蓄電池はよく太陽光発電とセットで考えられることが多く、「導入すれば経済効果を生みだし、導入費用も回収できる」と思われがちです。
確かにできる限り電気を電力会社から買わないようにするため月々の電気代が安くなります。
しかしまず蓄電池とはどういったものなのかをしっかりと理解することが大切です。
決して簡単に購入できる金額でもない為、適切な商品説明を聴いてご納得されてから購入決定をしていきましょう。