エコキュート凍結対策
2024.02.02
こんにちは!
グッドハート株式会社の前田です。
早いことで1月も終わり、2月に突入しましたがまだまだ寒暖差の激しい日が続くと言われています。
そこで今回は急激な寒波などでエコキュートが凍結しないようにする対策を紹介したいと思います。
〈エコキュートが凍結する原因〉
エコキュートはヒートポンプユニットが空気中の熱を吸収して、その熱を活用することでお湯を作りますが、外気温が0℃以下に低下すると室外に設置してあるヒートポンプユニット周りの配管が外気温の影響を受けて凍結してしまうことがあります。
〈対策方法〉
①水を流し続ける
水の流れを止めると配管内の水は凍結しやすくなります。
そのため、常に水を流し続けることで凍結を防止することができます。
②浴槽に水を張って凍結防止対策をする
フルオートタイプのエコキュートの場合、お風呂に水を張ったままにすると、
外気温に合わせて自動で凍結防止運転を行ってくれます。
お風呂の水位は、追い炊き口(循環口)から10cm以上の上の部分までが目安です。
こうすることで、追い炊き口から自動で水を循環させ、ふろ配管の凍結を予防できます。
③凍結防止ヒーターを設置する
基本的にエコキュートの配管工事をする場合には保温材を使用しますが、
周囲の温度が0℃以下になると配管が凍結してしまう可能性があります。
こうした場合には、配管に「凍結防止ヒーター」を巻いて凍結を防ぐという方法があります。
しかし、凍結防止ヒーターを取り付けるには取付工事店など専門の業者に依頼をする必要があります。
〈まとめ〉
今回は冬場に心配なエコキュート凍結への対策を紹介しました。
日頃から天気予報を参考にしてあらかじめ対策をしておくことも大切です。
特に阿蘇地方の方など冬の冷え込みが心配される地域にお住いの方は、
寒冷地仕様のエコキュートの設置や、エコキュート配管工事の際に凍結防止ヒーターを
一緒に工事してもらうことも大切です。